<京都> KG くきた工務店グループ の日記
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(MBS)兵庫県尼崎市で、こんな工事トラブルが(MBSニュース)
2022.04.13
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兵庫県尼崎市の東園田町会が「町の会館を新しくしたい」と、建て替え工事を約1億7000万円で施行会社と契約しました。しかし建物は完成したのに、施行会社は「追加の工事費を払ってくれないと鍵は渡せない」と言っています。建物はできているのに使えないのはなぜ?実は間に入っている『ある人物』の存在が話をややこしくしているということなのです。一体何が起きているのでしょうか。
<完成から約8か月…今も利用できない新施設>
去年7月に完成した東園田町総合会館
兵庫県尼崎市の阪急園田駅。その目の前に、去年7月に完成した4階建ての福祉施設「東園田町総合会館」があります。町会の事務所や会議室、地域住民が利用できる施設のはずでした。
新会館が使えない理由は、町会と施工会社とでトラブルになっているからだというのです。
<引き渡し2日前に求められた追加工事費6000万円>
施設は完成しているのに入口の鍵は閉まったまま…。取材班はことの真相について、会館の建て替え工事の施主である東園田町会に直接話を聞きました。
(東園田町会 田中靖二会長) 「(去年の)7月28日でしたね。施工会社とここで話をしたんです。当初の契約以外の追加費用が出ていますから、これを払ってもらわないと困るということで。そんなこと言うても、そんなもんうちは頼んだことないと」
(東園田町会 田中靖二会長) 「鉄骨が値上がりになったとか、セメントが非常に高騰したとか、そういう基礎の部分でね。とんでもない話ですよ。そんなにかかるんだったらその施工会社には発注していませんしね。初めからわかっていれば」 (東園田町会 橋本春雄事務局長) 「(Q追加料金について施工会社は何と説明している?)監理者のA氏には話をしていると」
今回の建て替え工事は、尼崎市の公共施設の集約化をきっかけに行われていて、その原資は、近くにある園田競馬場の周辺整備事業費として市から町会に交付された2億円でした。追加費用を求められても、町会としてはほぼ全額使い果たしていました。
<施工会社側は『間に入る監理者A氏から追加発注を受けた』と主張>
新会館の内部の様子
一方、工事を終えたものの追加費用を受け取っていない施工会社側。取材を申し込むと、新会館の鍵を開けて、その内部を取材することができました。
施工会社は、町会側が監理業務を委託していたA氏から追加発注を受け、当初の契約よりも工事費は高くなったと主張しています。
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パーテーション4か所に、エアコン10台の追加。 に値上がり分も追加に?。
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(施工会社)
工費が当初の約1億7000万円から増額されることは事前にA氏には伝えていたといいます。追加の6000万円が払われない限り、新会館の鍵を町会側には渡さない構え。
(施工会社側) 「1日も早く鍵を受け渡して、皆さんに早く使っていただきたいわけやけど、お金が済まないことには、うちには下請けがいるからそうもいかないわけよ」
施工会社との間に入っていたA氏が町会側に伝えずに勝手に追加発注したということなのでしょうか?取材班はA氏にも取材を申し込みましたが、A氏は取材を拒否した上で、次のように話しました。 (A氏) 「施工会社とは途中で工費が高くなるとお互い認識していたが、具体的な相談もなかったため、施工会社が予算の範囲内で何とかしてくれるだろうと思っていた。 町会側には追加請求の話は事前にしていなかった」
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※こんなトラブルあるんですね!
施工会社(甲)= <仲介・建築士A (乙)> = 町会(丙)
*追加料金がでるなら、町会側に伝えるべきで。 A氏がかなりいい加減だとしか思えない!
しかし、「いい加減なA氏に委託した、町会にも責任がある」し、施行会社もA氏が町会に追加料金あることを伝えているか、確認すべきで、どちらにも責任があると思います・・・。
契約書には、追加料金は、別途と書いてあるのは、通例ですが。
→→しかし追加料金に対しては、甲乙丙相談して決めると記載するのが常識。
※相談せずに、追加工事・追加料金は、トラブルになるのは、当然だと思います。
後は、契約書の内容を吟味して、話し合いで決着しない場合は、裁判となるでしょう。
※一番の問題は、「施行会社が、予算の範囲内で何とかしてくれるだろうと思った」と言うA氏の発言。 こんないい加減な建築士(A氏)いるんですかね?
※裁判になれば、まだ2~3年使えなくて、費用もかかる。
施工会社も6000万円、満額回収は難しい。 甲乙丙相談せず追加工事は?!
昨年段階で材料値上分の追加請求も?(完成が昨年7月)