<京都> KG くきた工務店グループ の日記
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「ネットのお客さま」から、こんな見積もり依頼も・・・
2022.04.05
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和風・冠木門の、洗い&保護。の見積もり依頼。
長年、白木保護の研究も!
京都で、多い和風建築。 外部で使う白木は、すぐ黒く変色します!
それを30年後でも飴色に綺麗な味わい(新築に近い味わい)にする方法を研究。
※築30年の冠木門が、新築に近い感じに保存できます。
<サービスメニューの門洗い> をご覧ください!
白木クリーニング&保護 (写真は、当社施工・築30年!でも新品同様)
※嵯峨・嵐山周辺・祇園・東山周辺・左京区には、和風建築も多くあります。
→家の顔でもある「門構え」
を綺麗にしておきたいと言う、お客も様もたくさんおられます!
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白木のお話。
外部に使う白木は、すぐ日焼けしたり、変色したりします。
白木の種類によって、する劣化すものと、長持ちするものがあります。
※目(年輪)が細かく、油分の多い材料が長持ちします。
1位・・・台桧 油分が多く目が細かいので、外部に最適! お寺とかにも使われいます。 若干黄色みを帯びた材料で、油分が多く、水をはじきます。
2位・・・尾州桧(木曽檜)桧の王様! 伊勢神宮とかにも使われる材料。
3位・・・米檜(アメリカ産桧)は、米檜の中でも、目の細かいものは、尾州桧に匹敵する最高級の桧。
4位・・・地桧、国産桧で良いものは、尾州桧に匹敵します。
*代用桧としてよく使われる材料では、青森ヒバとかもあります。
スプルス、ノーブルなども使われますが、変色が早いです。
松・米松は、すぐ赤く日焼けして、黒くなります。
※※白木を見て、何の材料か、わからない一級建築士さんも、かなり多いです!
最近は、洋風が主流で。
和でも、新和風とかばかりで、本格和風(数寄屋建築)は、激減しています。
それに伴い、超和ができる大工さんも減り、高齢化で引退もされています。