<京都> KG くきた工務店グループ の日記
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土用とは? 新築など良くない日? 「今日から、春の土用入り」
2022.04.17
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土用の丑の日。「うなぎ」を食べる日で有名ですが・・・(2022年)は夏に土用の丑の日が2回あります。
この場合は7月23日を「一の丑」、8月4日を「二の丑」と呼びます。
<土用にっしてはいけないこと>
※土用期間中は土を動かしてはいけないと言われています。
*土いじり
*草刈り
*草むしり
*地鎮祭
*建築の基礎工事
*造園
*穴掘り
*井戸掘り など
このような行為を「土動かし」と言い、土用期間には禁止とする風習がありました。
土用(どよう)とは、五行に由来する暦の雑節である。1年のうち不連続な4つの期間で、四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間ずつである。 俗には、 「夏の土用」(立秋直前)を指すことが多く、夏の土用の丑の日には鰻を食べる習慣がある。
2022年の土用の期間は、このようになっています。
冬土用
2022年1月17日(月)~2月3日(木)
春土用
2022年4月17日(日)~5月4日(水)
◎夏土用
2022年7月20日(水)~8月6日(土)
秋土用
2022年10月20日(木)~11月6日(日)
土用期間中は、土公神(どくしん・どこうしん)という陰陽道の土をつかさどる神様が支配するとか、土の中にいらっしゃると言われています。この期間は土を動かしてはいけないとされています。
土を動かすというのは、土いじり、草むしり、柱立て、基礎工事、壁塗り、井戸掘りなどを含む穴掘り、増改築などです。
→なお、土用前に着手した農作業や増改築についてはやってもよいと言われています。
<新しいこと>
土用期間中は、転職、就職、結婚、結納、開業、開店、新居購入などの新しいこともしてはいけないと言われています。
土用はそれぞれの季節の変わり目にあたります。この時季は体調を崩しやすいものです。
昔は医学が発達していなかったため、体調の変化が生活に大きな変化を与えたり、病気が重くなったりしまいた。
そのために土用の期間中は新しいことは始めず、養生して過ごすようにと言ういい伝えがあります。
なぜ「土用の丑の日」にうなぎを食べるのでしょうか? 土用は各季節の変わり目で、気温の変化も激しく、体が疲れやすくなります。昔から夏の土用には「う」のつく食べもの、例えば瓜や梅などを食べる習慣があり、うなぎが食べられるようになったという説があります。
いずれにしても、「うなぎ」には滋養があるから流行った?!
実際、ウナギにはビタミンAやビタミンB群など、疲労回復や食欲増進に効果的な成分が多く含まれています。
夏バテ防止にはピッタリの食材と言えるでしょう。
2022年※今日から、春の土用に入ります。
<2022の土用の丑>
「土用の丑の日」は年によっては年に2回あり、この場合は一度目を「一の丑」、二度目を「二の丑」といいます。
2022年の土用の丑の日は2回あり、「一の丑」は7月23日、「二の丑」は8月4日です。
2022年の春夏秋冬の「土用の丑の日」はこちらです。
春の土用の丑の日 4月18日(月) と 4月30日(日)
夏の土用の丑の日 7月23日(土) と 8月4日(木)
秋の土用の丑の日 10月27日(木)
冬の土用の丑の日 1月24日(月)
*立春・立夏・立秋・立冬前の18日間(又は19日間)を指す雑節です。